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〈第4回〉メールやチャットの“イイ感じ”の使い方、あるの?[後編]

広告会社である、株式会社 大広様に寄稿頂く連載、第4回です。第3回に続き、「メールやチャットの “イイ感じ” の使い方、あるの?」後編です。”イイ感じ” の使い方は、見つかるでしょうか?お楽しみください。

それってウェルビーイング!?
最近よく「ウェルビーイング」って聞くけれど、それっていったい何なのだろう?
なんとなく、すごくちゃんとしている人とか、うまくいっている人にしか関係のない言葉かも…
ちょっとしたことですぐモヤモヤしてしまう自分の生活からはちょっと遠い気がするかも…
ということで、大広ウェルビーイングデザインセンターのメンバーが、自分たちの生活の中で感じているちょっとした疑問を手がかりに「ウェルビーイングって何だろう?」ということを、ああでもない、こうでもないと考えていきます。
忙しい毎日だけど、たまには立ち止まって、一緒に考えてみませんか。


前回に続いて「メールやチャットの“イイ感じ”の使い方」というテーマについて、考えていきます。
メールでもチャットでも、「見てるよ」「わかっているよ」というアクションだけで、伝わるものが大きいということについて、あらためて気づかされたウェルビーイングデザインセンターの3人。さらにわいがやの会話を続けるうちに、ひとつの「コツ」にたどり着いたようです。


〈メンバー紹介〉
いっせい 大広 ウェルビーイングデザインセンター発起人。
年のせいか話が長くなりがちなのが悩み。

たかちゃん:マーケティング部門に所属。3児のパパでクルマ好き。
このクルマに一生乗る!と言いつつ、すぐに乗り換えては怒られています。

りおさん プロデュース部門に所属するアラフォーサーファー。
1日1回海を見ないと体調が悪くなります。

●メールを送って安心していない?

いっせい:わからないから誰かに教えてほしくて、宛先をいっぱいにしてメールを送ったら、だれからも返事が来なかったなんてことない?

りおさん:あるある(笑)あれは、つらいですよね。

いっせい:え、ほんとに誰もわからないの!?って。

たかちゃん:逆なんですよね。みんな、「誰かが返信するだろう」と思ってしまって、反応しない。

りおさん:結果としてスルーされてしまう、と。

いっせい:メールを送ったから安心、連絡しておいたから安心っていうのが、そもそもの間違いなんだろうね。
「困ってるから助けてくれへん?」「ちょっとここは無理やわ」みたいなやり取りが重要なんだとおもう。結局は関係づくりだと思うんですよね。メールでもそれは一緒。

りおさん:宛先やCCなんかで一斉にたくさんの人に送れるけれど、最後は1対1の関係性に落ち着く。
メールやチャットなど、どんどんデジタル化して便利になっていて、そこには何も否定することはないんですけれど、送った人との信頼関係をつくる、関係性づくりが大事だという本質は何も変わってないんでしょうね。

●「関係性づくりは会ってでないと……」というのは古い?

いっせい:実は、Facebookメッセンジャーが一番好きなんです。Facebookでつながっている人たちは、気が置けない人たちだからなのかも。メッセージがきても、「いつ返事してもいいよね、ちょっと待ってねー」みたいな。それは偉い大学の先生にだって言える。そういう関係性が結べている人同士のツールだからなのかも。

たかちゃん:関係性ができていたら、どんなツールでも、どんな作法でも大丈夫なんですね。逆に、便利なツールを使ってそういうイイ関係性を作れたりするんですかね?それとも、まず先に、関係性ありき?

りおさん:どうなんでしょうね。私は意外と“昭和“なんで、やっぱり会ってしゃべったりするのが関係性づくりにはいいのかなと。でも、例えばZ世代のような若い世代の人たちは、デジタルでも関係性をつくれているかも。

いっせい:インターネットで仲良くなることも普通ですもんね。チャットを通じて、あったこともない人と普通に仲良くなっていく。でもそれは、ちょっと前の文通も同じですよね。

2人:確かに!

いっせい:そもそも歌を交換することで愛を育んでいた時代があったわけですよ。

たかちゃん:昭和どころか、さかのぼって平安!

いっせい:「わたしは昭和の人間だからリアルでないと」っていう人には、「何言ってるんですか?平安の人はリモートですよ」みたいに言える。

りおさん:今、昭和の人をやめようと思いました(笑)

●コツは「相手を思いやる」こと

いっせい:昔の手紙だと、それを見ていろいろと相手のことを思いやっていたと思うんです。普段と違って乱筆だな?体調でも悪いのかな?と心配したり。メールでもチャットでも、そういう相手を感じ取れるヒントになるんじゃないかな。

たかちゃん:相手を思いやって送るメール、いいですね。そういうメールやメッセージは、きっと相手にも届く。

りおさん:お互いが、お互いを思い合うようなやりとり。メールでもチャットでも手紙でも、結局、コミュニケーションツールのイイ感じの使い方の肝はそこにありそうですね。

いっせい:簡単だけれど、忘れないようにしたいですね。

*これにて今回のテーマは完結です。
意外性のない結論が出ましたが、複雑そうなものも本質は意外とシンプルなのかもしれませんね。
 
ぜひみなさんの「イイ感じのツールの使い方」もお聞かせください!
お読みいただき、ありがとうございました!


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