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〈第1回〉ちょうどいい目標の立てかたって!?[前編]

広告会社である、株式会社 大広様に寄稿頂く連載がスタートします。日ごろから「ウェルビーイング」についてワイワイと情報交換をさせていただいている大広 ウェルビーイングデザインセンターのみなさまの記事を、お楽しみください。


それってウェルビーイング!?

最近よく「ウェルビーイング」って聞くけれど、それっていったい何なのだろう?
なんとなく、すごくちゃんとしている人とか、うまくいっている人にしか関係のない言葉かも…
ちょっとしたことですぐモヤモヤしてしまう自分の生活からはちょっと遠い気がするかも…
ということで、大広ウェルビーイングデザインセンターのメンバーが、自分たちの生活の中で感じているちょっとした疑問を手がかりに「ウェルビーイングって何だろう?」ということを、ああでもない、こうでもないと考えていきます。
忙しい毎日だけど、たまには立ち止まって、一緒に考えてみませんか。

ちょうどいい目標の立てかたって!?

目標…って、普段から立てていますか?
あまりに大きな目標を立てて、うまくいかなくて落ちこんでしまったり、目標を立ててみたものの、なかなか行動に移せなくて時間だけがすぎていってしまったり、けっこう難しいですよね、目標を立てるって。
そこで今回は「ちょうどいい目標の立てかたって!?」というテーマについて考えていきます。
さて、どうなることやら…


〈メンバー紹介〉
いっせい    大広 ウェルビーイングデザインセンター発起人。
年のせいか話が長くなりがちなのが悩み。

たかちゃん:マーケティング部門に所属。3児のパパでクルマ好き。
このクルマに一生乗る!と言いつつ、すぐに乗り換えては怒られています。

りおさん   プロデュース部門に所属するアラフォーサーファー。
1日1回海を見ないと体調が悪くなります。

● 仕事以外で目標は立てる?立てない?

いっせい:ええ、今回のテーマは「ちょうどいい目標の立てかた」ってことなんですけど…
うーん…みなさん、目標って立てますか?

りおさん:そうですねえ~、ぼくは年始にちょっと目標を立てたことも過去にあるんですけど。
で、それに向けてがんばらなきゃな~って思いつつも、バタバタとして…。
気がつくと3月くらいになっていました。

2人:あははは。

りおさん:それで、会社の新年度が4月に始まるんですよね。
で、サラリーマンなんで、新年度の始まる月って、1月1日と同じくらい新しいことが始まった感があるじゃないですか。
なので、そこでまた立て直して…。
って感じで、1月1日に立てたことはリセットされちゃうかも。

2人:うわ~あるある。

りおさん:あと、仕事だと期初に具体的な目標を立てさせられて、期末に評価、って感じで、向き合わざるをえないですよね。
目標を立てるのが当たり前って感じで。
でも、プライベートで目標って、よく考えてみるとやっていない気がする…。

たかちゃん:たしかに仕事では目標って立てるけど、プライベートの目標をちゃんと立てることってあまりないかもしれませんね…。

● 後ろ向きな目標を立てることもある?

たかちゃん:でも、よく考えてみると、なんとなく「こんなことやりたいなあ…」っていうのをフワッと思うことはけっこうあるかもしれない。
このあいだまで厄年だったので「ケガしない、病気しない」という目標を決めたんですよね。
というのも本厄の時に、本当にひどい目にあったので。
で、普段だと、そういう目標って毎日の生活の中に埋もれてしまって、だいたい覚えていなかったりするじゃないですか。
でも、その時はことあるごとに「ケガしないでおこう」「病気に気をつけよう」ということを思い出すことができて。
わりと後ろ向きな姿勢といえばそうなんですけど、「無理しないでおこう」「ここは慎重にいこう」っていうように、慎重な行動をし続けることができたんですよね。
意識レベルにちゃんと刷り込まれていたというか。

いっせい:あ~それ面白いですね~。
厄年とか、あと六星占術の大殺界とか、周期的によくない時期がやってくるっていう考え方があるじゃないですか。
あれ、すごく楽になる考え方というか。
仕事の目標って「成長し続ける」みたいなことを前提にして立てる気がするけど、いや別にそうとは限らないよというか。
何をやってもうまくいかない時期も周期的にやってくる。
で、そういうときはしかたないな、グッとこらえてやりすごそう、今はそういう周期だからって思える。
ずっと右肩上がりの目標ばかり立てるっていうのは、ちょっとしんどいですよね。
 

● 目標を立てるのは、良いことなの?

たかちゃん:そう考えると、目標って、立てるのは良いことなんでしょうかね。それとも悪いことなんでしょうかね。
自分はなんとなく、目標を色々と立てても、あまり良いことがなかったような気がする。

2人:あはは。

りおさん:ぼくね、このテーマを聞いたときに、そもそも「目標」ってなんだろうと思って。
ちょっと調べたら「目標」っていうのは「目的を達成するための指標」なんですよね。
「目的」があっての「目標」なんです。
「目標」は、仕事でよく言う「KPI」と一緒ですよね。
「目的」がいわゆる「KGI」。
だからプライベートで目標を立てる、っていうのはそんなに難しいことじゃなくて、小さいことでもいいんだよなって思ったんです。

2人:おお~~。

たかちゃん:それはすごく楽になりますね。
「立派な目標を立てなきゃ」とか思っちゃうけど、そうじゃなくてもいいんですね。
小さいことでいい、っていうのは楽な考えかたです。
たとえば小さくてもいいので「やりたいことリスト」を作る。
で、その中で少しでもやれたことがあったら、おお、できたじゃないか、と思える。
仕事だと「むむ、達成率●パーセントだな」ってシビアに考えちゃうけど、もっと気楽に、ちょっとでもやりたいことができたら「よし、できた!」って思えるのはいいですよね。

りおさん:そうですよね。
「目標」っていうから、なんだかすごく難しい感じがして、なんかしんどいですよね。
だから今回のテーマの「ちょうどいい目標の立てかた」という言葉にもそれが表れている気がして。

2人:おお…

りおさん:「すごい目標を立てなきゃ」っていうのはあまりウェルビーイングじゃないよね…っていうのを無意識に感じていて、それが「ちょうどいい目標」っていう言葉になって出てきたのかも…。

2人:おお…なるほど…
 

*[後編]へ続きます!
果たして3人が見つけた「ちょうどいい目標の立てかた」とは…?
話はあっちに行ったりこっちに行ったり…さてさて結論までたどりつけるでしょうか…??


みんなにも読んでほしいですか?

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